令和6年12月定例会にて一般質問に立ちました。 私が常に活動の原点としているのは、「人口減少が進んでも、皆様が安心して笑顔で暮らせる湯前町であり続けたい」という想いです。
今回は、皆様の暮らしに直結する「地域活動の活性化」について、綿密な調査をもとに2つの提案を行いました。その成果をご報告します。

1. 認知症になっても安心して暮らせる町へ
~「認知症サポーターアクティブチーム」の導入を提案~
「もし家族や近所の方が認知症になったら…」 そんな時、身近に相談できる人や場所があれば、どれほど心強いでしょうか。 私は、町内に1,000人以上いらっしゃる「認知症サポーター」の方々が、もっと地域で活躍できる仕組みが必要だと考え、データや他町村の事例を調査しました。
その上で、サポーターがチームとして見守りやカフェ運営などを行う「アクティブチーム」の導入を提案しました。
【町の回答】 町長より、「令和7年度中にチームの設置を検討している」との前向きな答弁をいただきました。 私も、皆様の安心のために、サポーター養成講座を受講してみたいと考えています。
2. 地域の「楽しい!」を見える化する
~「地域活動ガイドブック」の作成を提案~
町内には、ボランティア、スポーツ、文化活動など、素晴らしい団体がたくさんあります。しかし、「どこに連絡すればいいか分からない」という声を多く耳にします。 活動を知っていただくことは、皆様の健康づくりや仲間づくり、そして団体の会員不足解消にもつながります。
そこで、東京都墨田区や神奈川県葉山町などの先進事例を独自に研究し、町内の団体情報をまとめた「ガイドブック(Webや冊子)」の作成を提案しました。
【町の回答】 町長より、「活動の見える化の検討を前向きに進めたい」との力強い言葉を引き出しました。
最後に
人口減少が続いても、「地域活動が盛んな町、支え合う町」を目指し、私はこれからも走り続けます。 皆様の声を形にするため、徹底して調査し、提案してまいります。ご意見・ご感想をぜひお聞かせください。