12月13日、本会議終了後に下町橋補修工事を視察しました。
工期 令和4年12月~令和6年3月(延長予定)
下町橋の概要
下町橋は、湯前町の都川にかかる石造りの橋で、明治39年に竣工しました。通潤橋(つうじゅんきょう)や霊台橋(れいたいきょう)などを手がけた八代の種山石工の流れをくむ石工達が造ったといわれています。明治時代の面影を今に伝える貴重な存在であり、湯前町の観光スポット&町指定文化財での一つです。
この橋は、下城と古町を結ぶために建設されたもので、町の人々の生活には欠かせない橋のひとつです。周囲の自然環境と調和がとれており、季節ごとに美しい姿を見せています。その下を流れる都川は、水遊びの場にもなっています。
下町橋の名前は、下城と古町を結ぶことに由来しています。湯前町出身の風刺漫画家、那須良輔氏もこの近くで育ちました。
専門家が調査
平成31年1月17日、点検で「一部補修が望ましい」と判定された石造りのアーチ橋「下町橋」について、専門家による現地調査が行われました。熊本大の山尾敏孝名誉教授(土木工学)や国土交通省の専門家の意見を聞き、保全や維持の方向性を探ることにしました。山尾名誉教授らは調査後、直ちに応急対応をする必要はないとした上で、詳細な点検のため、橋全体の図面を作成することなどを提言されました。
参照元サイト
◎湯前町HP
◎多良木・湯前販売センターHP
場所
熊本県球磨郡湯前町下城2743
課題
〇駐車スペースの確保
〇観光スポットとしての知名度の向上
関係者の皆さま、ありがとうございます。
山都町 ㈱尾上建設