住民の皆様に、議会の使命と議員の職責を知っていただくために、分かりやすくまとめてみました。
議会の使命
議会の使命は、大きく2つ挙げられる。
- 地方公共団体の具体的政策を最終的に決定すること
- 議会が決定した政策を中心に行う執行機関の行財政の運営や事務処理ないし事業の実施が、すべて適法・適正に、しかも、公平・効率的に、そして民主的になされているかどうかを批判し監視すること。
議員の職責
議員(特別職の公務員)は、住民から選ばれ、その代表者として議会の構成員となるものであり、「選良」ということばで呼ばれるように、人格・識見ともにすぐれた代表者である。
議員は、住民全体の代表者であり、奉仕者であって、これが議員の本質というべきである。
議員の職責は、大きく2つ挙げられる。
住民に対する行動
議員はただ単に、住民の声と心を代表し、代弁するだけの役割に終始するだけではなく、一歩踏み出して、常に住民の中に飛び込み、住民の対話を重ね、住民の悩みと声を汲み取りながら議論を重ねて調査研究を進め、住民全体の福祉向上と地域社会の活力ある発展を目指して、時には住民を指揮して、その実現に積極的に努力することが大事である。
議会に対する行動
議会が持つ2つの使命、すなわち「具体的な政策の最終決定」と「行財政運営の批判と監視」を完全に達成できるよう議会の一員として懸命に努力することが議員の職責である。