令和7年9月議会の一般質問について、ご報告いたします。
今回のテーマは、私たちの健康づくりに欠かせない「スポーツ施設の利活用」です。
町民の皆様からお寄せいただく「もっと使いやすくしてほしい」「将来も安心して使いたい」という声を大切に、「町民ファースト」の視点で行政に対し、以下の3点を強く訴え、前向きな答弁を引き出しました。

1. 施設使用料の見直し(公平性の確保)
【現状と課題】 本町のスポーツ施設使用料は、平成元年(約35年前)から改定されていません。安価であることは魅力ですが、町外の利用者も同額であるなど、町民の皆様にとっての「公平性」に課題がありました。
【行政への提案】 施設の維持管理にはコストがかかります。大切な施設を長く使い続けるため、また町民の皆様が不利益を被らないよう、「町外利用者との料金区分の明確化」や「町内スポーツ団体への割引制度」などを提案しました。
👉 成果 教育長より「他自治体の状況を調査し、料金改定の必要性や、団体割引について検討する」との回答を得ました。
2. トレーニングルームの環境改善(健康寿命の延伸)
【現状と課題】 B&G海洋センターのトレーニングルームは、年間約2000人が利用する人気施設ですが、「狭い」「機材が古い」といった声が多く聞かれます。町民の皆様の健康増進のためには、環境の充実が不可欠です。
【行政への提案】 単なる修繕ではなく、皆様が快適に運動できるよう、「改修計画の具体化」と「予算確保」を強く求めました。
👉 成果 行政側より「令和7年度内に関係団体と意見交換を行い、令和8年度予算への計画費計上を検討する」という具体的なスケジュールが示されました。皆様の声を形にするため、確実な実行を求めてまいります。
3. プールの利用期間延長(有効活用)
【現状と課題】 本町のプール利用率は全国トップクラスを誇りますが、利用できる期間は6月から9月に限られています。
【行政への提案】 「温水化」や「期間延長」により、もっと長くプールを利用できないか再検討を求めました。
👉 成果 教育長より、温暖化の影響も踏まえ、「開館期間外の水温調査を実施し、期間延長が可能か確認する」との答弁を引き出しました。
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【むすびに】
スポーツ施設を充実させることは、単に運動する場所を作るだけでなく、町民の皆様の「健康」、地域の「交流」、そして災害時の「防災拠点」としての機能を高めることにつながります。
今回の質問で引き出した行政の「検討・調査」という約束が、しっかりと「実行」されるよう、これからも皆様の声を代弁し、粘り強くチェックしてまいります。