防災訓練で様々な課題を発見

2014年10月26日に行われた湯前町防災訓練は、様々な課題を発見でき有意義なものでした。
その中で、地域や消防団の方々からいただいたご意見を以下に示します。

訓練の翌日、役場担当へ以下の内容をお伝えしました。

あくまでも一部地域の意見ですので、いろんな地域の声を集め今後の防災対策の参考にしていただければと思います。

○避難する前に各家庭で行う予防措置の周知(二次災害の火災防止) 【住民】
・阪神淡路大震災時の神戸市では、ガス漏れ、電気の短絡や通電(停電した地域に復旧後、電気を供給すること)あるいは、ろうそくなど裸火の転倒により火災が発生し、市街地火災にまで発展した。

○消防団デジタル無線機の無線チャネル明確化 【消防団員】
・本部、分団、部、地区との連絡において、チャネル設定に戸惑いがあった。
 初期は、部長が本部、1台は地区にチャネル設定、その後はどう設定するのか?

・無線機が足りない?
3分団3部のデジタル無線機は2台で地区数は3つ(野中田1区、2区、3区)。

○支援者名簿のキングファイルが厚すぎる【区長さん】
・用紙の枚数に応じた厚さでないと、持ち運びが不便。

○作業時の着用品 【消防団員】
・町長、団員、地域防災はヘルメットを着用し、なぜ役場職員だけ帽子だったのか?

・消防団員の作業服は生地が厚く、撥水性がない。役場職員は新しく新調している。
 現場で働く団員にも機能性の高い作業服を提供してほしい。(他市町村のような作業服)

○消防詰所にある不良用具の処分 【消防団員】
・破れたホースや壊れた筒先などの廃棄処分は各分担に任せられているが、処分方法が分からず困っている。町の財産であるため、町が一括収集するなどの対応をしていただきたい。

○消化器の管理 【消防団員】
・消火器のない世帯や、期限切れの世帯がある。
 交換対応や管理方法は現状どのようになっているのか?各世帯の責任で対応するのか?

○消火栓の不備 【消防団員】
・ホース破れが多すぎる。野中田1区だけで16本中7本のホース破れを確認。(新しいホースの破れが目立つため、その原因を把握し対処が必要)
※平成14年7月1日施工の【消防用設備点検基準】の改正に伴い、ホースの製造年から10年を経過(以後3年ごと)したものについては、ホースの「耐圧性能」を点検し、消防署へ報告することが義務づけられました。

・消火栓箱の老朽化で、中に水が入ったり施錠が閉まらなかったりするものが多い。
【消防用設備等の点検の基準】 消火栓箱
(イ) 外形  変形、損傷等がなく、扉の開閉が容易にできること。

・消火栓のスタンドパイプあるいは放水口を高くしないと、特に中高年者は腰を痛める。

湯前町防災訓練
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