日時:平成26年2月12日(水)~13日(木)
目的:地域農業を強くするヒントを得ること、県担当者や前向きな生産者の方々との連携をつくること
球磨郡からは「まつみや農園」「あさぎり農園」、八代方面からは6法人と1行政担当者が参加されました。
以下に個人的なメモを示します。
農事組合法人はなどう[宮崎県高原町]
・6次産業化・農商工連携への取組み
・法人化のメリットは農地を集積できること。
・こだわり、ここにしかない商品だけを売る。
普通の商品はスーパーで買える。
・麦と米だけで売上げ1億円を目指す。
・ブランド化戦略
商品を作る際には、商標登録を必ず考える。
・固定資産は持たない主義
・今あるものに付加価値をつける。
・交渉時に県を活用し、信用を得ている。
・女性部や教育機関、全国にネットワークをつくっている。
町長も営業マン
・直売所「杜の穂倉」(平成21年7月に完成)
・組合員数 200人(農産物・加工品などの出品者)
・農事組合法人「はなどう」で収穫した、お米・麦・菜種・金ごまを使用して、オリジナル商品を販売。
お米 手作り味噌 菜種油 うどん 乾麺 など
・小清水栽培で米のブランド化
品種名は「ひのひかり」 霧島山系の湧水
農業生産法人(株)宮崎太陽農園[宮崎県宮崎市]
http://www.m-taiyo.jp/profile/
・農業への企業参入、農業経験者ゼロからの出発
・土地はすべて借地
・生産管理データを情報共有
・毎朝、毎晩かならずミーティングをする。
会話をすることが大事
・商品画像はプロのデザイナーを使う。(見た目は大切)
・販路は主に関東
市場価格に左右されない。
・加工は自社で持たない。
採算が合わない。
・チーム制で栽培 → 競争の原理
担当者に責任を持たせる。
糖度や大きさはチーム毎に出す。実際に数字を共有
・4期めで黒字転換
・課題は、通年栽培
・東京のIT企業「(株)シーイーシー」とトマト生産の「奥松農園」が共同出資
宮崎県・宮崎市の協力を得て、 2009年9月に設立した農業生産法人
3.7ha(農場2.8ha)
生産量 年間約200~250トン
・宮崎太陽農園のトマトが食べれるお店
アインソフ 東京都中央区 銀座4-12-1
農業生産法人(株)さかうえ[鹿児島県志布志市]
・農業へのIT技術の導入による大規模経営
・農業屋とはいわせない。→中小企業としてどう発展するか。
・厳しくいえば、売上げが3000万円超えなければ農業をやる資格はない。
・見える需要は追わない。 → 潜在化された需要をいかに探るかが大事。
・「農業の見える化」
・①概念整理 ②工程化 ③データ分析
問題点を細分化しブラッシュアップ
・契約栽培が前提
・生産性を高めるほど利益を出せる。→計算のできる農業
・哲学、環境、経済を考えることで、新しい「農業価値」を創造する。
・社会の課題に取り組むことで地域貢献
・従業員の育成から経営者の育成へ
・農業管理システムは、課題解決の手段
・投資効果が大切
何をしたいか、自分の課題は何なのか。
・6次産業化はリスク対応をしっかり考える。
・社長は3分の2の時間をチャレンジに費やす。(自分の時間をつくる)
レバレッジを効かせる。
・ぶれない生き方、自分の価値づくりが社長の哲学
・加工用ジャガイモ、青汁原料用ケール、焼酎原料用サツマイモ、ニンジンなど
・2010 九州経済産業局主催「九州IT経営力大賞」
・IT活用による農業工程管理
システム開発に数千万円単位で投資し続けている
・2009 第2回全国大会「A-1グランプリ2009大賞」
・耕畜連携によるサイレージ供給サービス」
農業生産法人 有限会社福冨農産[宮崎県綾町]
・米穀生産小売業、作業請負業、販売店舗運営(米粉パン&スイーツカフェ)
蔵元綾 酒泉の杜[宮崎県綾町]
http://kuramoto-aya-shusennomori.jp/
・初日 昼食予定だった場所
霧島フードファクトリーガーデン[宮崎県都城市]
・2日目 昼食場所