全国町村議会議長・副議長研修会 / 県選出国会議員への要望活動

目次

派遣内容

全国町村議会議長・副議長研修会

[場所]
 東京国際フォーラム(ホールA)
[目的]
 議会の重責を担う議長および副議長を対象に、住民の代表機関として町村議会が果たすべき役割の重要性や課題について研修を受講し、それぞれの議会の一層の活性化に資することを目指す。
[研修]
①演題「議員のなり手不足は「住民自治の危機」:その打開策を探る」
 講師 江藤 俊昭 氏[町村議会議員なり手不足対策検討会委員長(大正大学教授)] 
②演題「ハラスメント-自治体議員が注意すべきポイント-」
 講師 帖佐 直美 氏[元 流山市政策法務室長]
③演題「将来の地方議会を担うのは誰か?」
 講師 谷口 尚子 氏[慶應義塾大学法学部政治学科教授]

県選出国会議員への要望(熊本県町村議会議長会主催)

[場所]
 ホテルグランドアーク半蔵門
[目的]
 県選出国会議員への要望(熊本県町村議会議長会主催)
[出席された国会議員]
 西野 太亮 衆議院議員(熊本2区)、坂本 哲志 衆議院議員(熊本3区)、金子 恭之 衆議院議員(熊本4区)
(挨拶のみ)
 馬場 成志参議院議員(比例代表)、 藤木 眞也 参議院議員(比例代表)
[主な次第]
①県議長会提出要望
②9郡からの提出要望(下益城郡、玉名郡、菊池郡、阿蘇郡、上益城郡、八代郡、芦北郡、球磨郡、天草郡)
③出席国会議員より挨拶・回答
④意見交換

所感

研修会

3つの講演の中で、特にハラスメントの事例が参考になった。地方議員にハラスメントの意識を定着させるには、条例を制定したほうが良いと考える。議員は改選による入れ替わりがあるため、基盤となるルールが必要。これについては、今後提案してみたい。

要望活動

9郡から21項目の要望内容が示され、その主なものは道路インフラの整備であった。金子先生からは、15兆円規模の「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策(令和3年度~7年度)」に続く中期的予算が必要であることが示された。この予算を盛り込むには、現在検討されている「骨太の方針2025」に入れ込む必要がある。要望事業については、改良復旧も含めて町村から知恵を出してほしいとのことなので、湯前町議会としても要望活動を継続していきたい。

東京国際フォーラム(ホールA)
目次