球磨畜協の組合員向け閉組式に出席

熊本県畜産農協(熊本市)と4月合併

球磨畜協※では「市場が遠くなる」として県畜協との合併に関する議案をこれまで3度否決していましたが、財政悪化の懸念が高まり、令和5年4月に合併案を可決されました。
2年以内に県家畜市場(大津町)に統合されるようです。

農林商工業のすべてにおいて補助事業ありきではダメですが、その時に必要な、活用できる支援であれば実施すべきであり、そのためには事業者との意見交換が欠かせません。
本町としても、合併によるスケールメリットを生かして、畜産事業者の経営安定化と所得向上が実現できるように、農業政策の柱の一つとして畜産事業者を支えて行かなければならないと改めて認識しました。

※:球磨畜産農協は、1948年発足。正組合員430人、この25年で5分の1に減少。高齢化が進んだため、組織基盤強化と家畜市場の一本化による競り活性化で経営体力を高める。

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